秋の牢獄

- 作者: 恒川光太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/09/25
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
何度も何度も同じ日の繰り返しなんて耐えられない。同じ目にあっている人を探せば多少は耐えられるのか……。
変化が少ないという意味では、次の『神家没落』も似たような設定。こちらは家から出られない。ただ、家が数日で場所を変えているので訪ねてくる人がいるという点が救いか。誰かを犠牲にして自分はさっさと抜け出そうとしそうだけど、1度外に出てみたら、戻りたくなる心理ってそれほど居心地が良かったのか?
それに比べると3編目は印象が薄いかなぁ。
★★★☆☆