第51回江戸川乱歩賞受賞作。
読んだと思っていたのに読んでいなかったみたい。はは。
刑事もの、少年事件を扱うことが多い作家さんだと思うけれど、思い入れがあるのかな?
とても難しい問題だと思う。子供だから、発達の途上だからぜひとも更正をと思う反
面、善悪の区別くらいつくだろうと思ったり。特に、殺人ならなおさらそう思ってしまう自分がいる。
被害者家族のやるせなさ。どうしてあげたらいいのか。少年犯罪だったとしても、希望すればせめてどのような推移をたどったかくらい伝えるべきではないのか。何も知らせないこと=更正の障害にならないということなの?
★★★★★