花が咲くとき
表紙絵を見て、もしかして花とはあの香りの良い白い花を咲かせる…と思っていたら、そうだった。
食べることもでき、お腹の薬にもなるってホント?
ずっと心のなかで吹っ切れなかったことにケリをつけようとする姿勢がこの人は強い人なんだなと感じさせる。
行動を花に託さないと決断できないほどなんだもの。
お隣の小学生大介がいいアクセント。
大介も北海さんとの旅できちんと考えるようになり、成長しているもんね。単なるいたずら坊主、自分の鬱憤を隣のおじいさんではらしている? としか思ってなかったのに。
旅の途中で出会った人たちが本当にいいオトナ。
あたしは、こんなオトナになれていない気がするな。
★★★★☆